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病気編

ハムスターは病気を隠す動物
ハムスターは肉食動物に食べられる立場の動物である事と、ペットとしての歴史が浅く人間に対しての依存性が低い事が根源にあり、飼い主に対しても具合が悪い事を隠そうとします。野生では、病気で弱っているものが、まず最初に捕食者から襲われるという法則があり、ハムスターはこの事を未だに本能として知っているのです。
例え、悪性の病気だったとしても、普通に食べて、元気な顔で生活をしている・・・と言う事がよく見受けられます。病気が手遅れにならない様にハムスターのわずかな変化を感じ取って早期発見に努めて下さい。

病名 原因 症状 予防
腫瘍(しゅよう) 不明 身体にコブやしこりの様なものができる。
悪性の場合は死に至る事もある。
発生率は年齢が上がるにつれて高くなっている。
時々触診して健康チェックを。
アカラス
(アカルス?)
デモデックスというニキビダニに一種が皮膚組織を侵食する。 かゆみや脱毛など。
子供や妊娠中の雌がかかりやすい。
治療は難しいもよう。
清潔な環境を維持。
日射病・熱射病 直射日光に当たったり、高温下にケージを置かれる。 身体が熱くなり、ぐったりとして動かなくなる。真夏には短時間で死に至る事もある。 直射日光の当たらない、風道しの良い場所で飼育をする。
抗生物質中毒 適正でない抗生物質の投与。 脳が侵されて麻痺を起こし、昏睡状態になる。ひどい場合は死に至る。 飼い主の個人判断で薬を投了しない。
麻痺症候群(まひしょうこうぐん) 運動不足。脊髄の損傷による事もある。 身体が麻痺し、動きが鈍くなる。 広いケージや水槽で飼育する。ビタミンD、ビタミンEを豊富に含む食べ物を与える。
センダウイルス性肺炎 センダウイルスへの感染 大人の場合は無症状。しかし、乳離れ直後の子供がかかると、鼻水、呼吸困難を経て、死に至る事も。 病気のハムスターに近づけない。
条中症(じょうちゅうしょう) ハイメノレピスと言う寄生虫が小腸に寄生する。ノミやフンが感染源となる事が多い。 通常は無症状だが、腸炎を起こす場合もある。あと、人間に感染する事もある。 清潔な環境を保ち、ノミなどがつかないようにする。フン等を始末した後は必ず手を洗う。
不整こうごう 上下の歯が噛み合わなくなり、歯が異常に伸び続ける。 食欲不振、よだれ等。 歯が自然に削れるようにかじる為の小枝や固い食べ物を与える。
伝染性回腸炎(ウエットテイル 細菌への感染(エスケリッチア、キャンピロバクター等) 食欲不振、水状の下痢、脱水症状等。肛門周辺が常に濡れているようになるので『ウエットテイル(濡れた尾)』と呼ばれる。ハムスターにとって最も恐ろしい下痢症。ストレスは症状を悪化させ、ひどい場合には3〜4日で死に至る事も。 常に清潔な環境を心がけ、ストレスがたまらない様にする。病気のハムスターに近づけない。特に子供は衰弱死しやすいので要注意。
頬袋内容物の腐敗 頬袋にこびりついた食べ物が中で腐敗する。お菓子等が原因となる事が多い。 首周辺にコブ状のものができる。膿がたまって腫れる等。 人間の食べるお菓子等をあげない。
切り傷・骨折・脱臼 高い所から落ちる、ケージに手足を引っかける、人に踏まれる等のアクシデント。 動作が鈍くなり、足を引きずったりする。痛みがひどい場合は食欲がなくなる。 ケージの床の金網や、ループ状のタオル等、手足を引っかける原因となる物を取り除く。部屋に放す際は、狭い場所に入らせないように注意する。

〜その他〜

ハムスターが仮死状態に!? 飼育されてるハムスターは基本的には冬眠しない。しかし、部屋の温度が急激に下がったりすると、冬眠に近い状態になる事がある。下手に冬眠させると体力の低下から死に至る事が多い。保温対策をとり、冬眠は絶対に避ける。
もし仮死状態になってしまった場合は、まず懐に入れて暖める。暖めても反応がない場合は冬眠ではなく、何らかの病気が進行して身体の機能が低下し、ショック状態に陥ってるのでスグ病院に連れて行く。
ケンカによる外傷 ハムスターの噛み傷は小さく見えても深いので、ほっといたら腫れあがって膿瘍(膿の魂)ができる。こうなると、切開して洗い流す処置が必要になる。病院に行けない場合まずは家庭で応急処置して下さい。
少しでもケンカを始める様子が見られたら、すぐに別々のケージに。(興奮してるハムスターに噛まれない様に気をつける)