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繁殖編

無計画に繁殖させると里親探しに苦労するので、計画を経てて繁殖させましょう。

発情期 飼育上のハムスターは温度等の条件を満たせば、いつでも発情します。
発情期になると雄の場合は動きが活発になり、睾丸が驚くほど大きくなります。
雌の場合は活発になると同時に、生殖器が赤く腫れて白い分泌液が出てきます。
見合い まず、雄と雌のペアを用意します。
見合いの条件は、雄:生後2ヶ月以上、雌:生後2ヶ月以上〜15ヶ月以下。太り過ぎのものや近親間のペアは避けて下さい。見合いに最適な時期は、春や秋です。活動を始めたばかりの夕方に行うと成功率が高くなります。
まず、雄と雌の飼育容器を隣り合わせに置き、2〜3日様子を見ます。両方に発情の非候が見られたら、雌を雄の容器に入れます。ひどくケンカする様なら日を置いて再チャレンジするか、ペアを変えてみましょう。
雌は受け入れ体勢ができると、しっぽをピンと立てて、じっとほとんど動かなくなります。
交尾 殺し合いになるほどの喧嘩をするペアでなければ、やがて交尾、妊娠へと進みます。妊娠すると、交尾後約1日で雌の膣は閉じ、新たに交尾することができなくなるため、雌は雄を追い払ったり攻撃したりするようになりますが、こうした兆候があらわれたら、雌をもとの飼育ケースに戻し、単独飼育をします。
妊娠 妊娠期間は17〜20日。妊娠中はいつもより食べ物や水を多めに与えます。食べ物の内容はペレットを中心にトウモロコシや麦等の殻物類、カルシウムが豊富なチーズや煮干、ニンジンやリンゴをやや多めに与え、脂肪分の多いヒマワリの種やナッツ類は控えめにします。
雌のお腹が大きくなって来たら次の3つに気をつけて下さい。
1:飼育容器から巣箱を取り出す(巣箱のような狭い空間で出産すると子供が母親に潰されてしまう為)
2:床材を増やす(母親が余裕を持ってもぐれる位に)
3:飼育容器に布をかける等して中を暗くする。
以上の用意が出来たら、できるだけ飼育容器に近づかないようにして出産を待ちましょう。
出産 ハムスターの出産は、だいたい夜中から明け方にかけて行われ、1回の出産で平均4〜15頭前後ほどが生まれます。子供が生まれたら、最低5日間はそのままそっとしておきます。飼育容器の掃除も2〜3週間は我慢しましょう。人間が介入すると、母親がストレスから子育てを放棄したり、子供を食べてしまう事がある為、食べ物と水の補給以外は放っておく事が大切です。
育児 生まれたハムスターの子供はとても早い成長をします。
生後4日:毛が生え始はじめる。
生後5日:音に反応する
生後7日:歩きめる
生後14日:目が開く
生後21日:離乳する
離乳して自分で食べ物を食べるようになったら子供達を母親と離して別の飼育容器に移しますが、身体の大きさに差がある場合は、大きいもの同士、小さいもの同士でグループを作り、別々の飼育容器に分けて育てます。(一緒にすると大きいものが食べ物を独占して小さいものが育たないからです)
里親に渡すなら、離乳から生後5週間頃までが良いでしょう。5週間過ぎると、兄弟の間でもケンカをする様になるので、1匹に1つづつの飼育容器が必要になります。
注:生まれたての子供が迷子になっていて、親がいつまでたっても迎えに来ない場合でも絶対に、手で触らない事。人のにおいがつくと母親が不安になり戻ってきた子供を食べてしまいます。迷子になってる場合は戻してあげる必要があるので割り箸などの先にティッシュを巻いてゴムでとめた物を作り、それで赤ちゃんを、そっとはさんで運びます。